オンサイト | オフサイト | |
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しくみ | 需要家の敷地内の屋根や遊休地に太陽光発電システムを設置し、発電した電気は同敷地内の設備で使用 | 需要家の敷地外に太陽光発電システムを設置し、発電した電力を需要家の所有する設備へ電力会社がもつ送電網を介して送電 |
メリット | ・屋根や壁や遊休地といった“場所の有効活用”ができる ・需用家の所有するリソースを活用するため意思決定が比較的スムーズ |
・大規模発電システムの設置が可能 |
デメリット | ・自社のもつ空きスペースの大きさが設置できる規模の制約となる | ・用地探しや送電線利用手続きに手間がかかる ・関係法令が厳格 |
ここからは、比較的導入に向けた検討がしやすいオンサイトへの設置を前提として検討のポイントを詳しく解説していきます。
PPA | 自己所有 | リース | ||||
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初期費用 | ◎ | 0円 | △ | 多額の費用が必要 | ◎ | 0円 |
所有権 | - | ・PPA事業者が所有 ・契約満了後は譲渡されることが多い |
- | 自社で所有 | - | ・リース事業者が所有 ・契約満了後は譲渡されることが多い |
電気代 | △ | ・自己所有より高い傾向 ・使用量に応じてサービス料金を支払い |
◎ | 発電した電気は無償で使える | △ | ・自己所有より高い傾向 ・毎月固定料金を支払い |
定期点検 作業・費用 |
◎ | PPA事業者が負担 | △ | 自社で負担 | △ | 自社で負担するケースが多い |
故障対応 作業・費用 |
◎ | PPA事業者が負担 | △ | 自社で負担 | △ | 自社で負担する |
リスク | ◎ | PPA事業者が負う | △ | 自社で負う | △ | 自社で負う |
上記のようにメリット・デメリットがありますので、仕組みを理解し、自社に最適な導入方法を検討することが重要です。
もっとくわしく!>>> 太陽光発電のPPAモデルとは?初期費用無料のワケやメリット・デメリットを徹底解説!
太陽光発電システムを設置可能な面積として2,000㎡以上、などの条件を設けている太陽光発電事業者もあります。太陽光パネルは屋根の耐荷重や日照条件等を考慮したうえで適所に設置するため、屋根全体に設置できるとは限りません。
比較的小規模な施設に導入を検討する場合には早めに対応可能な事業者を探すことをお勧めします。
太陽光発電システムは、太陽からの日射を利用して電力を生成するので、十分な日照量が必要です。
日照量を確保しやすい傾斜角度や方角に加え、周囲の環境も日照条件に影響を与える要素です。周囲に建物がある場合、その影や反射光が発生する可能性があります。太陽の動きや季節の変化に応じて影の移動がある場合、その影響を最小限にすることも考慮すべきポイントです。
傾斜角度0°や一部影がある環境ではサービス提供を行っていない太陽光事業者もあります。
屋根に汚れがあるところは屋根形状や風向きによって汚れが溜まりやすく、パネルを設置しても発電効率が悪くなることがあります。
排気口からの塵、葉や鳥の糞などが太陽光パネルの表面に付着すると、パネルへの日射の吸収や反射が妨げられ、発電効率が低下する可能性があるので汚れが溜まっているところを避けてパネルを設置するなどの工夫が必要です。
東京ガスのヒナタオソーラーでは太陽光発電をPPAモデルで提供しております。
詳しいサービス内容はこちらの資料をダウンロードしてご確認ください。